新卒採用に対して、売り手市場、買い手市場という言葉があります。世間で言われるこの状況は景気に左右されます。景気が良ければ採用枠も増え、一人でいくつも内定を取ることが出来ますが、景気が悪ければ、採用枠が減り、大手のメーカーや大企業に採用されるのは至難の業です。これは如実にでます。

私は新卒での就職活動を2度やったことがあります。一度は学部卒の時、そしてもう一回は院卒のときです。学部卒の時は景気はあまりよくありませんでした。私も含めて多くの学生が苦労していました。私よりも優秀な人ですらなかなか採用してもらえませんでした。しかし、院卒の時、当時の大学四年生の就職活動を見ていると、なんでこの子がそんなところに採用されるんだ?というようなことがたくさん起きていたのです。たった2年のちがいでしたが、明らかに私が4年生の時とは状況が違いました。

しかし、私は思いました。自分の人生なのにどうして、経済状況に左右されなければならないのかと。一方で、どんな経済状況でも、自分がやりたい仕事についている人は確実にいるのです。そう言う人と、私とは何が違うのだろう。あれこれ考えました。あれから約10年が過ぎましたが、すこしずつ分かってきたのは、軸がどこにあるかということでした。

「自分のやりたいことをやる」という軸と「与えられたことをがんばる」という軸です。前者の方は自分の考えが軸です。一方で後者の方は、自分の考えを環境に合わせようとします。この軸の有無が、自分を売り手としてアピールできるかどうかの分かれ道なのです。採用活動に置いて、重要なのは面接です。この面接で語るあなたの言葉が面接官を感動させることが出来るかどうかが鍵なのです。どんな自分であり、何を考え、社会に出て何をして何を求めているのかを自分の言葉できちんと話せる人は、どこでも採用されます。ただ、それでいて自分勝手な雰囲気を出すわけにはいきません。企業は組織です。チームプレイがモノを言います。ですから、大胆さと従順さを兼ね備えてなければいけません。話の中身で大胆さをアピールしつつ、面接のそぶり、話し方や態度で従順さを演出できれば文句なしです。あなたの夢を語り、その夢はこの企業であれば実現できるということを情熱を持って、本気で語れるかどうかです。そして、それは誰にでも出来ることなのです。最終的には、言葉遣いや見た目や服装や成績ではなく、あなた自身から放たれる情熱に人は感動するのです。

あなたの軸をつくる

好きなことを明確にする自己分析

好きなことを仕事にするには