就職する際に知っておいた方がよいことがいくつかあります。

それは、「労働基準法」というやつです。

この法律、雇用する側とされる側のあいだの法律なのですが、社会的な上下関係で行くと、どう考えても雇用する側が強く、雇用される側が弱くなります。この弱い雇用される側を守るための法律です。

この法律では入社する時の取り決め、「労働契約」についても書かれています。

たとえば、

① 契約はいつまでか(労働契約の期間に関すること)※
② 期間の定めがある契約の更新についてのきまり(更新があるかどうか、更新する場合の判断のしかたなど)
③ どこでどんな仕事をするのか(仕事をする場所、仕事の内容)
④ 仕事の時間や休みはどうなっているのか(仕事の始めと終わりの時刻、残業の有無、休憩時間、休日・休暇、就業時転換(交替制)勤務のローテーションなど)
⑤ 賃金はどのように支払われるのか(賃金の決定、計算と支払いの方法、締切りと支払いの時期)
⑥ 辞めるときのきまり(退職に関すること(解雇の事由を含む))

 

これらの情報については、口頭ではなくかならず書面で伝えないといけないと定められています。また、こで取り決められた契約に反するようなことがあれば、その企業は法律違反となります。



会社には就業規則というものがある

就業規則。学校で言えば校則です。その組織内でのルールです。この労働基準法と就業規則、どちらが上なのかご存知ですか?

そうなんです、労働基準法が上なのです。ですから、就業規則が労働基準法に反するようなルールはむこうとなります。いくら社長が声を大にしてルールを守れといってきてもそのルール自体が、法律違反となります。

たとえば、最低賃金。

この最低賃金というのは都道府県ごとに決まっています。もし最低賃金が900円(一時間当たり)なのに、会社側が「今年はうちの収入が少ないから800円にします」といえばそれは法律違反であり向こうなのです。これはアルバイトであっても同じです。学生だから最低賃金を下回ってよいというわけではないのです。

労働者を守るルールは本当にたくさんあります。ただ、知らないと損をするということになりますので、もし困ったらまず、ハローワークに相談に行くというのも大切な行動です。

参考ページ:http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudouzenpan/roudouhou/