1 自己分析のやり方

ここではだれでもできる3つのステップで自己分析のやり方をお伝えします

用意するものは紙とペンです。紙はなんでもいいです。ノートでもチラシの裏紙とかでも良いです。手元に紙がないという方はスマホのメモ帳やパソコンのテキストが打てるソフトなんかでもよいです。考えるだけではなく、書いて記録しておくことが大事です。そして、日付とできれば取り組んだ場所なんかもメモしてください。

では最初のステップです。

1)次の5つの質問を書いてください。

それぞれの質問の間に考えを書くので間隔をあけて書きます。①を書いて答えるのではなく、質問を全部書き終えてから答えを書き始めてください。

①自分の良いところと、悪いところ(わかっちゃいるけどやめられないクセ)は何ですか?

②これまでで、一番頑張ったこと、嫌だったけど耐え抜いたり、努力して成し遂げたことは何ですか?

③自分にとって苦手なことで、今後はやりたくないことはどんなことですか?

④自分の得意なことを活かしてこれまでに人に感謝(「ありがとう」と言われた)されたことはどんなことですか?

⑤あなたはこれからどんなことがやりたいですか?

2)書いた質問に答えます

ステップ2は①~⑤の質問に答えます。ただし、すぐには答えがぱっと浮かんでこない質問もあるはずです。ですので、それぞれの考える時間を「3分」とします。3分以内になにも思いつかなかったら次の質問に行きます。逆に3分間はじっくり考えてほしいです。もしかしたら、全部書けないという場合もあるかもしれません。それでも問題はありません。大切なのは①~⑤の質問を頭の中に入れることです。質問の意図と質問を考えるヒントをそれぞれ解説いたします。

①自分の良いところと、悪いところ(わかっちゃいるけどやめられないクセ)は何ですか?
―長所と短所のことですが、長所の場合は人から言われた長所などが関係します。
短所の場合は自覚しているもののなかで繰り返してしまうことが短所である可能性があります。

自分がどんな人間なのかを説明するのに最も手っ取り早いのが、自分の良いところと悪いところを紹介することです。エントリーシートや面接でも尋ねられる可能性が高い内容です。

②これまでで、一番頑張ったこと、嫌だったけど耐え抜いたり、努力して成し遂げたことは何ですか?
―自分自身の成長を知ることになります。①が難しければここを考えると、良いところが見えてくることになります。

③自分にとって苦手なことで、今後はやりたくないことはどんなことですか?
―この質問の答えを直接エントリーシートに書くことはないかもしれません。
しかし、あえてこの質問を入れたのは、やりたくない仕事に就かないためです。

就職活動の失敗は内定が取れないことではなく、やりたくない仕事に就いてしまうことです。内定が取れないうちはまだ選択ができますが、就いてしまうと辞めるか続けるかの選択になります。①の悪いところとの関連や、②の反対、つまり頑張ったけどうまくできなかったことなどとも関係します。

④自分の得意なことを活かしてこれまでに人に感謝されたことはどんなことですか?
―感謝されるということ何か良いことをしている証拠です。「得意なこと」という条件が難しければ「感謝された」出来事だけで十分です。

⑤あなたはこれからどんなことがやりたいですか?
―将来のビジョンを持っておくことは就職活動においてとても大事です。あなたのビジョンをどうやって企業の中で実現していくのかを伝えることは大きなインパクトを与えてくれるからです。

3)書いた答えを見直す

答えられていない質問があっても一度ペンを置いて書いたことを見直してみましょう。

①~⑤の質問はそれぞれ関連性があります。見直しているうちに何か思い出す可能性があります。もしかしたら、取り合えず書いたけど納得できない部分もあるかもしれません。

答えていなくて書けそうなところや、書き直したくなったことなど、修正してみてください。

まとめ

1回で完成させようとせずに何度かチャレンジしてみてください。もしかしたら、1つも答えられないという人もいるかもしれませんが、それは特に気になさらないでください。大切なのは、問いを頭に入れて考えることです。
①~⑤の質問を答えるために、さらに細かく質問をしていくことがありますが、自己分析の目的は自分のことを知って、何がしたいのかを明確にする。そしてそれを人に伝える言葉として表現していくことです。

自己分析にハマりすぎると分析すること自体が楽しくなります。それ自体は悪いことではないのですが、あくまでも就職するために自己分析をしていることをお忘れなく。