怒りの感情を表現することはなかなかできません。小さい子どもが泣きじゃくるのとはわけが違います。大人は大人らしく振舞うために、怒っていないふりをします。楽しいふりをします。これが怒りを放置してしまうことにつながります。

何となく、気分が重く、だるい感じがするのは、怒りが抑圧されているからかもしれません。これを言語化することでスッキリすることも出てきます。

怒りを放置してしまう理由は、怒りを感じてはいけないと考えているからです。しかし、怒りを感じない人間はいません。脳の構造上どうしても怒らざるを得ないのです。

それを無理になかったことにすると抑圧が生まれます。

抑圧は体調不良をもたらしたり、ちょっとしたことで不快になったり、他人に対して寛大に振舞う余裕がなくなったりします。この解消には自分で感情を認めることが必要になります。