タイトルがダイエットの広告みたいになってしまいました。
今年の1月に健康診断を受けて、今までの人生で2番目に体重が多いという現実にぶち当たりました。
コレステロールも高く、ちょっとやばい状況でした。
40代になっても食欲が衰えない私は、カレーは2杯、ラーメンは大盛、コンビニで食事を済ませるときもパンを3つとデザートを食べるくらいでした。
この食事の習慣を変えることにしました。
そこで私が取り組んだのは「おかわり」を辞めることでした。
夕食時におかわりをやめる。あとは外食でも大盛を注文しない。
そういったことを続けて約半年、減量に成功したのです。
食習慣を変えることで得られたことは、食欲に対する考え方です。
前は満腹にならないと満足しない質でした。
今は、食べると満足という考えに変わりました。
習慣の力はやはり大きいです。孔子の言葉にも
「人の本性は皆ほとんど同じである。違いが生じるのはそれぞれの習慣によってである。」
というのがあります。
食生活の習慣を変えることは人生を変えることにつながります。
心や思考の習慣も同じことが言えます。
自分の中にある「こうすべき」という強い考え方が、今の思考の枠組みをつくっています。
良い習慣もありますが、その思考習慣のせいで苦しむことさえあります。
交流分析の世界ではそれを「禁止令」とか「人生決断」と言います。
多くの場合、幼少期の生活環境の中で、誰しもが「こういうふうにしよう」
と決断したことが心の奥にはあります。
これが思考の枠組みを作っていて、考え方の習慣になっています。
ここを変えることができれば、つまり再決断を促すことができさえすれば、
今困っている問題を解決する方法、考え方、生き方が身についていきます。
最後までお読みくださりありがとうございました。