コミュニケーションが変わる話の聴き方

感情コントロールのための話の聴き方

相手の言いたいことを考えながら聴く

このコラムは、「聴くと聞くのちがい」のコラムの続きです。(下記URL)

聴くと聞くのちがい

 

「聴く」というのが積極的に相手の話に耳を傾ける。「アクティブラーニング」というものだと話しました。

 

この時に聴き手は相手に対して何を思っているか、どんなことを考えながら聴いているかということが

重要になります。基本的な心構えは「この人が言いたいことは何だろうか?」

と考えながら聴くことです。

 

 

聴き手の極意

國分康孝先生は

「相手の言っていることではなく、言わんとするところをつかめ」

と語られました。この言葉は聴き手にとって極意という奥義のようなもので、

カウンセリングに臨む際は常に心掛けていることの一つです。

 

 

 

言葉にはあらわれない、本当に伝えたいことは何か?これを考えながら聴くと

自然と相手の話に入っていくことができます。同時に相手にも

「この人は聴いてくれる」ということが伝わり、信頼関係がつくられます。

 

 

人間関係にも変化が起きる

「相手が何を伝えたいのだろう?」

を考えながら話を聴くと

 

人間関係に変化が起きます。

また、相手と言う人が分かります。

 

しかし、

時に「相手が何を伝えたいのか?」を考えて聴いていても

うまく分からないことがあります。

 

それは自分の感情が揺さぶられるときです。

聴けないときは・・・?

感情が揺さぶられると相手の話を聴けません。それは、自分の方に思考が向くからです。

相手の話を音声としてとらえているかも怪しいです。

 

なぜ、感情を揺さぶられると話が聴けないかは、次のコラムでお送りします。

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ABOUT US

大久保智弘(ビジョナリーキャリアアカデミー代表)

1980   長崎県長崎市生まれ、長崎市育ち
20073           関西学院大学大学院社会学研究科修了 社会調査論を専攻
20074           学校法人瀧川学園滝川第二中学高等学校に勤務
20134           トータル・カウンセリング・スクールにセミナー講師として勤務、同年、山形県立置賜農業高等学校、小国高等学校のスクールカウンセラーを兼任

201810         横浜市青葉区にビジョナリーキャリアアカデミーを開講