感情コントロール 予防としてのカウンセリングのススメ

心の病気の予防としてのカウンセリング

心の健康のために

心の病気は見えにくい

病気になると治療をしますが、治療が必要になると完治するまでに時間も手間もかかります。風邪であれば誰しもが経験あるので治るまでの期間というのが分かりますが、

心の病はそうはいきません。

 

数週間、数か月、数年というのも珍しくありません。早めに不調に気づいて対処すればそこまで大ごとにならずに済むのですが、

日本人は真面目なせいか、最後の最後まで頑張り切ります。精神科にかかって「どうしてここまで悪くなる前に医者に来なかった」

と叱られるケースもあります(心病む人を叱る医者もどうかと思いますが)

 

心自体は見えませんが、身体症状から不調を知ることはできます。

 

心の不調は身体や生活に出る

心の病の兆候は身体症状に出ます。

疲れやすい、眠気が取れない、起きるのが辛い、食欲がない、などが分かりやすいところです。

 

 

感情面としては、イライラする、怒りっぽい、何を見ても面白いと思わない、何をするにも面倒くさいなどがあります。

 

 

他にも、部屋が散らかっている、服装に気をつけなくなる(女性なら化粧しなくなるなど)、清潔感を失うようなところにも見て取れます。

 

 

心の不調が重くなると、食べ物を食べても味がしない、色が見えない、ぼーっとしやすい、何もしていないのに涙が出てくる、などがありますが、この辺りになると、うつ病である可能性が高いのですぐに医者にかかることをすすめます。

 

うつ病に代表される心の病の兆候は、生活のあらゆるところに出てきます。

 

それを「ちょっと疲れているだけ」くらいで放置するととんでもないことになります。

 

しかし、「これはまずいな~」と思って医者に行ったり、仕事を休んだりすることができれば

うまく対処することができます。

 

カウンセリングに副作用はありません

予防は日常生活を営みながらできますが、

治療は日常生活を一時停止(仕事も休む)したうえですることになります。

 

そんな重い状況になる前に、ちょっとでもおかしいなと思ったら、カウンセリングを受けることをお勧めします。

 

カウンセリングは薬を用いないで、思考と感情と言葉を用いて心の病を予防することができます。

 

副作用はありません。

体験した人は必ず「気持ちが晴れた」「心が軽くなった」という感想を持たれます。

 

 

赤信号ではなく、黄色信号のうちに対処する

赤信号というのは、強制的に休まないといけない状態です。診断書が出て、会社に休職願いを出して、数か月の療養を必要とします。休職という対応が取れればよいですが、これも会社によって期限が設けられています。その期限内に直さないといけない、という不安感も抱えながらの療養です。復帰する際も試し出勤などをしながら再スタートを切ることになります。

 

赤信号がともってからの回復には非常に時間がかかる上に、手続きも煩雑になります。心が疲れている中で、厳しいことを人事から通達される場合もあります。

そうなる前に、カウンセリングを受けることを強くお勧めします。

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ABOUT US

大久保智弘(ビジョナリーキャリアアカデミー代表)

1980   長崎県長崎市生まれ、長崎市育ち
20073           関西学院大学大学院社会学研究科修了 社会調査論を専攻
20074           学校法人瀧川学園滝川第二中学高等学校に勤務
20134           トータル・カウンセリング・スクールにセミナー講師として勤務、同年、山形県立置賜農業高等学校、小国高等学校のスクールカウンセラーを兼任

201810         横浜市青葉区にビジョナリーキャリアアカデミーを開講